あらすじ
原初より、人は『闇』を恐れてきた。吸血鬼、狼男、ゾンビ、幽霊Etc。
国によって形は違えど、『闇』に対する強い恐怖は、人の心を縛り、その行いを律する力を持ってきた。まさに必要悪だった。
しかし、文明が発達した時代では、戦争、殺人、詐欺、ミスによる大惨事が横行し、人は『闇』以上に、人の行いを恐れつつある。
これは、魔界の底辺である刑務所“地獄”から始める、いくつもの世界をまたにかけた世直しの物語である。
製品情報
作品名 | 魔界戦記ディスガイア4 |
公式サイト | 公式HP |
発売日 | PS3:2011年2月24日 Vita:2014年1月30日 PS4/Switch:2019年10月31日 |
ジャンル | 史上最凶のシミュレーションRPG |
対応機種 | PS3/PS4/Switch/PSVita ダウンロード版有 |
キャスト | ヴァルバトーゼ(鈴木達央) フェンリッヒ(波多野渉) |
ボイス | 有り |
主人公情報 | ヴァルバトーゼ 執事に愛される主人公 愛すべきバカ |
個別イベント | 有り |
個別エンディング | 有り |
作品の傾向 | 魔界が舞台 主従関係 |
キャラ傾向 | 主人公の忠実な下僕(フェンリッヒ) |
感想
やりこみ要素満載のシミュレーションRPGでとして有名なディスガイアシリーズの4作目。最大レベル9999まで上げる事が可能!!と言ってもゲームをクリアするだけならそんなにレベル上げをする必要は無く、レベル200のキャラが三人程居ればラスボスも難なく倒せます。レベル上げもやりやすく、一般的なRPGと同程度のプレイ時間でクリア可能です。
ストーリーは全体的にお笑い要素が多めで、シリアス要素はほぼ皆無。後半ややシリアスな展開はありますが、主人公が驚くほど前向きなので、重苦しい雰囲気はやはり皆無。イワシが大好きで、事あるごとにイワシを絶賛する主人公がひたすら可愛く癒されます
そして、この作品を語るうえで欠かせないのが執事のフェンリッヒ。主人公であるヴァルヴァトーゼに絶対の忠誠を誓っている人狼の青年で、主人公に対する狂信的ともいえる忠誠心と、主人公と因縁のある女性に対する嫉妬が尋常じゃありません。
主人公は吸血鬼ですが、とある女性との約束で血を飲む事を拒否しており、血を飲まない事で主人公はどんどん力を失い、現在の少年のような姿に。その事に憤りを感じているフェンリッヒは、あの手この手を使い血を飲ませようとしますが全て失敗。最終的に、主人公が血を飲まなくなったキッカケを作った女性を抹殺しようと画策します。
一般ゲームで、男性キャラが主人公と縁深い女性を抹殺し、恋愛フラグすら折ろうとする展開、新しい…。それ以外の女性キャラに対しても、主人公に惚れるなよと釘を刺したりと、もうやりたい放題。とにかく主人公・命な執事がハッスルし続ける色んな意味で凄いゲームでした。
ちなみに主人公と女性キャラはほんのり恋愛フラグが立っていますが、ゲーム中で正式な恋愛関係にはなりません。フェンリッヒの個別エンドでは、恋愛フラグなど無かったかのように…、むしろフェンリッヒが恋愛フラグを折ることに成功したと言うべきか。まるで最初からフラグなど存在しなかったかのように振る舞う二人の姿が。個別エンドのフェンリッヒはセクシーかつイケメンなので、是非プレイして見てもらいたいです。
主従関係に萌えたい方にオススメです。