ドラゴンシャドウスペル

あらすじ

古代の叡智≪マトリクス≫をめぐり、現代の魔法使い≪ヴァリアント≫達が世界を駆け巡る時代。東京の地下深くに眠っていた大いなる扉の遺跡≪デモンズイコン≫を巡り、凄惨な事件が起きようとしていた。
遺跡に居合わせた少年カイト、彼を呼ぶ謎の少女の声に導かれるまま少年は巨大な船を目撃する。
7つの暗号によって隠された、どんな願いをも叶えるという至高の叡智≪アニマンムディ≫を巡るヴァリアント達の戦い。
やがて、隠されていた全ての真実が明らかになる―(公式HPのあらすじより)

製品情報

作品名 ドラゴンシャドウスペル
公式サイト ——
発売日 2007年1月18日
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 PS2
キャスト カイト(宮野真守)
ライカ(私市淳)
アーサー(石川英郎)
ジェフティ(皆川純子)
ボイス 有り
主人公情報 天音カイト ボイス有り
個別イベント 有り
個別エンディング 有り
作品の傾向 相棒関係 ファンタジー シナリオに難あり
キャラ傾向 クールな相棒(ライカ)
渋カッコイイおっさん(アーサー)
皮肉屋な少年(ジェフティ)

感想

キャラクター、戦闘システムは素晴らしいですが、シナリオの悪さが足を引っ張っています。回りくどい台詞回しに、小難しい単語の連発。
「船から美少女と落下したら、チョイ悪親父と行動を共にすることになった」など、描写不足のためか一部展開が意味不明なものになっており、色々と荒削りな作品です。
ストーリー以外に関しては文句なし。キャラクターは仲間はもちろん、敵も魅力的でイケメン率も高いです。戦闘も程良い難易度とスピード感でストレス無く楽しめます。声優さんは全体的に豪華ですが、豪華すぎて違和感のあるキャラが一名(一匹?)
この作品はキャラ萌えできるか否かで、はっきり評価が分かれると思います。私はクールなライカにがっつりキャラ萌えできたので楽しくプレイできましたが、好きなキャラが居ないと延々とクドい会話を聞き続けるただの苦行になります。
しかしながら、この作品はストーリーはイマイチですが、キャラクター作りは非常に上手く、老若男女問わず魅力的なキャラが多いので、誰かしら1人は好みのキャラが見つかるのではないかと思います。
対応ハードもPS2のみなので、プレイ環境が整っていない方も多いと思うので、万人向けではない作品ですが、本当にキャラデザとキャラ自身はとても魅力的なので、キャラ萌えできればストーリーにはあまり拘らないよ!という方は試しにプレイしてみて下さい。