あらすじ
宿命だって、変えてみせる―――
プレイヤーの分身となる「主人公」が、河越夜戦から大坂夏の陣に至る戦国時代の著名な合戦を転戦していく。無双武将と共に、新たな戦国史(クロニクル)を創り出せ!(公式HPより)
製品情報
作品名 | 戦国無双 Chronicle 2nd |
公式サイト | 公式HP |
発売日 | 戦国無双 Chronicle:2011年2月26日 戦国無双 Chronicle 2nd:2012年9月13日 |
ジャンル | タクティカルアクション |
対応機種 | 3DS |
キャスト | 主人公:神谷浩史 |
ボイス | 有り |
主人公情報 | デフォルト セリフ無し主人公 |
個別イベント | 有り |
個別エンディング | 無し |
作品の傾向 | 戦国時代が舞台 育成アクション 相棒関係 主従関係 |
キャラ傾向 | 高飛車系ツンデレ(石田三成) クール系忍者(服部半蔵) |
感想
戦国無双 Chronicle 2ndは戦国無双 Chronicleのアッパーバージョンで、戦国無双 Chronicleの内容に新たな武将やシナリオを追加したものとなっています。未プレイで購入を検討されている方には追加要素がある今作の購入を激しく推奨。
戦国無双クロニクルは今までの無双シリーズと異なり、既存の武将だけでなくプレイヤーの分身となるオリジナルの武将を作成し育成することが出来ます。どの勢力に肩入れするか、誰に仕官するかもある程度自由に選択できるので、自分だけの戦国史を描くという新たな楽しみ方が出来るように。
色々魅力の多い作品ですが、なんといってもオリジナル武将で名だたる名将達と個別イベントで絆を深める事が出来るのが最大の魅力だと思います。本当にこれは今後の作品にも引き継いでほしい…!織田信長、徳川家康のような歴史に名を刻む名将から認められるも良し!若い武将と切磋琢磨して友情を育むのも良し!イケメンから渋いおっさんまであらゆるニーズに対応しております。個別イベントも武将ごとに個性が出ていて、笑えるものから切ないものまで多種多様に揃っているので中々飽きません。いかんせんキャラの人数が多いので途中から作業になりがちなのが難点ではあります。
4人の武将を切り替えてウンタラ~という新たな戦闘システムは一見複雑そうですが、色んなキャラを同時育成する事が出来る、快適かつ画期的なものでした。難易度もステージごとに選択できるので、慣れないうちは易しい難易度で操作性に慣れ、ある程度キャラが育って来た所で難易度を上げていけば、全く詰まることなくクリアする事が可能です。アクションが苦手でもアクションゲーとしては易しい部類の作品ですし、最終的に主人公が鬼神の如き強さになるので大丈夫です。逃げながら狙撃してればおk!!
高飛車ツンデレな三成や、クールにデレてくる服部半蔵、チョイ悪イケメンおやじの北条氏康が私のオキニ。全然ホモ臭さとかなくても生き様がカッコいい人物から認められるだけで萌える事は出来るんだ!!という事を今作で学びました。あ、半蔵は個別イベントで主人公が囚われのヒロインみたくなってたのでニアホモ要素は濃いめかと。
そして肝心のストーリーですが、基本的に史実通りの展開で進んでいき、主人公が属する勢力によって展開は変わりますが、終着点は同じで【大阪夏の陣】でエンディング。最初に簡単なナレーションと会話イベントが入るものの、ストーリー自体は割とあっさりめ。アクションゲーなので仕方ないですが、ストーリーをじっくり楽しみたい方には不向きな印象。ただ、サラッとした内容ながらも燃えるイベントもあったりと、ストーリーそのものは面白いです。特に北条の章のラストなんかは短いイベントながらウルッとくるものがあり、プレイ序盤は特に何とも思っていなかった北条軍が今では一番好きです!
総評としては、アクションゲーとしてもキャラ萌えゲーとしても十二分に楽しめて大満足。無双シリーズのような硬派なキャラデザが大好き(特におっさん勢)なので萌えも倍層。そんな魅力的なキャラとオリジナル主人公が懐いたり懐かれたりを堪能したい!という方におススメです。