あらすじ
西暦2038年のアメリカ・デトロイト。AI技術とロボット工学の発達により、人間そっくりのアンドロイドが製造されるようになり、人間は過酷な労働から解放されようとしていた。それにより人類は更なる経済発展を手に入れる一方で失業率が増大。貧富の格差が拡大していった。アンドロイドによって職を奪われた人々は反アンドロイド感情を持つようになり、排斥運動にまで発展していった。
2038年8月、家庭用アンドロイドが所有者を殺害し、所有者の娘を人質に立てこもる事件が発生した。そのアンドロイドはまるで意思や感情を持つようで「変異体 (Deviant)」と名付けられた。以後、変異体はその1体にとどまらず、増え続けていった。「変異体」には、与えられた仕事を放棄し逃亡したり、中には人類からの解放を叫び「革命」を起こそうとする者もいた。アンドロイドは単なる「便利な機械」なのか?それとも、生きているのか?人類は、新たな課題に直面する。(Wikipediaより)
製品情報
作品名 | Detroit Become Human |
公式サイト | 公式HP |
発売日 | PS4:2018年5月25日 Steam:2020年6月18日 |
ジャンル | オープンシナリオ・アドベンチャー |
対応機種 | PS4/Steam |
キャスト | ハンク・アンダーソン(岩崎ひろし) |
ボイス | 有り |
主人公情報 | コナー アンドロイド 警察 |
個別イベント | 有り |
個別エンディング | 無し |
作品の傾向 | 警察官 アンドロイドと人間の友情 相棒関係 近未来が舞台 |
キャラ傾向 | おじさんヒロイン(ハンク・アンダーソン) |
感想
舞台はアンドロイドが一般家庭にまで普及している、未来のアメリカ・デトロイト。
事件捜査を支援する初のアンドロイドであるコナー。父子家庭の家政婦のカーラ。介護アシスタントとして働くマーカス。この三人を交互に操作しながら物語は進んでいきます。
「イヴの時間」というアニメでは、人間とアンドロイドの関わり方が題材となっていましたが、イヴの時間が人間視点での話に対して、デトロイトはアンドロイド視点での話となっています。
ゲームの難易度は高くありませんが、急にボタン操作を要求される場面が結構あるので、難しいというより焦る場面が多かったです。
ストーリに関してはもう文句の付けようがない程面白かったです!
相棒のハンクと共に自我を持ったアンドロイドの事件捜査をするコナー、父親に虐待されている娘アリスと逃避行する家政婦アンドロイドのカーラ、アンドロイドの自由を求めレジスタンス活動を行うマーカス。
全く違う境遇の三人の運命が少しずつ絡み合っていき、プレイ次第では共闘関係になったりと、目が離せない展開の連続で一気にクリアしていました。
なにより警察コンビのハンクとコナーが関係が熱すぎて、ラストの方は焼け死ぬかと思いました。
アンドロイド初の捜査アシスタントとなったコナー。その相棒となったのはアンドロイド嫌いのハンク。飲んだくれで自暴自棄なハンクと衝突しながらも事件捜査をしていく内に、二人は少しづつ絆を深めていきます。
今後プレイする方の楽しさを奪ってしまうのであまり多くは語れませんが、コナー編のヒロインはハンクです。飲んだくれで冴えないおっさんですが間違いなくヒロインです。
海外ドラマのバディ物とか好きな方にはたまらないコンビだと思います。
語れないのが辛くてしょうがないのですが、大団円ルートをラストまで見たときの感動を、どうか皆様にも味わっていただきたい!!
最新技術を駆使したアドベンチャーゲームをやってみたい方、後味の良いストーリーを楽しみたい方にオススメです!