ペルソナ5Rをクリアしました

来月にペルソナ5Rのスイッチ版他諸々が発売するようで、広告でめっちゃペルソナ5が出てきまして、ふとペルソナ5Rを買ったまま積んでいた事を思い出しコソコソやり始め、昨日の夜中にクリアしました。

総プレイ時間は驚きの120時間。
いやー、面白かった!!

正直に言いますと、追加要素のない無印版ペルソナ5はそこまで私に刺さらなかったんです。
もちろんゲームとしての楽しさとか質は安心安全のクオリティで、普通に満足のいく内容でした。
ただ、萌えたかどうかというと正直それほど……、という感じで感想を書くか迷った結果、書かないことに決めたという私の中の葛藤みたいなものもあったりなかったり。
天才肌でマイペースな祐介がええやんと思ったりもしたんですが、どうしても物足りないようなモヤモヤした感じがあって、なんかそこら辺をうまく言語化出来ず断念しました。
そして巡り巡ってペルソナ5Rをプレイして、物足りなさの原因はこれだったのかーっ!!と気づきを得ました。

超個人的な意見ですが無印版の主人公って、めっちゃ言い方悪いですけど斜に構えてて可愛げがないんですよ。やたら髪いじるしポッケに手突っ込んでるし怪盗の時はやたらドヤ顔するし。
「カッコいい!」と思う反面「ちょっとカッコつけなのでは?」と思うことがしばしばありました。
4の地域密着型のアットホームな雰囲気とのギャップも相まって、もっと間抜けなとことか人間味のあるところもさらけ出していいんやでっ……!!という気持ちが積み重なっていました。
ここら辺は良い悪いではなく、個人の好みなのでそこが好き!という人がいたら申し訳ないです。

ただ、どうしても私は主人公には可愛げも求めてしまうので、そこら辺が無印版が私にいまいち刺さらなかった要因なのかなと、ロイヤル版をプレイしていて気が付くことができました。

ぐだぐだと前置きが長くなってしまいましたが、結局何が言いたいのかというと、ロイヤル版で追加された名探偵明智吾郎のコープ(個別イベント的なもの)が超絶ウルトラ良かった……っ!!
いやもうここら辺を深堀するとネタバレの嵐になるので自重しますが、明智吾郎のコープの何が良かったかって、明智とのやりとりの中で主人公の子供っぽいところが垣間見えたんですよ。
ビリヤード対決で手加減されて不満げだったり、熱湯風呂で張り合ったあとに「勝ったな」という選択肢があったり。
もう対抗心バリバリじゃん的な描写が散りばめられているわけです。
明智のコープは明智の内面の掘り下げだけではなく、主人公の内面も掘り下げも一緒にやってくれている感じがして、本編では見られなかった主人公の意外な一面が見られて、一粒で二度美味しい的なお得感がありました。

無印版では明智のコープはイベントでの自動進行でしたが、ロイヤルでは任意発生になりイベント数も増えたことで、消化不良というか半生状態だったのがようやく焼きあがって完成したんだなと、しみじみ感じました。

ああ、もう他にも色々語りたい事が沢山あるんですが長くなってきましたし、これ以上書くとうっかりネタバレしてしまいそうなので、ここら辺でやめておきます。
でもちょっとまだ明智熱が冷めないので、熱を発散するためにネタバレ全開で感想書くと思います。

とりあえず、私と同じように無印版をプレイ済みの方でロイヤル版をプレイするのを躊躇している方には、明智は良いぞ…っ!と全力でオススメしたいと思います。