ペルソナ4

あらすじ

2011年4月。両親の海外出張で日本に残された主人公は、1年間だけ母方の叔父の家に居候することになった。彼が転入した八十神高校では、「雨の夜の午前0時に点いていないテレビで自分の顔を見つめると、別の人間が映る」という「マヨナカテレビ」の噂が流れていた。この噂は実際に起こりつつあった怪異の一端であり、マヨナカテレビの噂を確かめようとした主人公、陽介、千枝はテレビの中の異世界の存在を知ることになる。同時期に町で発生していた連続殺人事件とマヨナカテレビには関連があると睨んだ主人公たちは、異空間を探る中で「シャドウ」と呼ばれる化け物に襲われ、日常の裏にある世界の闇を垣間見ることになる。

怪異に触れることで、自らの抑圧された感情の化身を具現化して使役する「ペルソナ能力」を発現させた彼らは、警察に話しても信じてもらえないという考えから、秘密を共有する仲間と共に、事件や異世界に隠された真実を追うべく、自称「特別捜査隊」を結成することになる。主人公は表向きはごく普通の高校生として、学業や部活やアルバイトに励み、多くの人々と交流を築く一方で、放課後には仲間と共にシャドウが徘徊する異空間で戦い、事件に巻き込まれた人々を助け、事件の解決のために奔走する。(wikipediaより引用)

製品情報

 

作品名 ペルソナ4
公式サイト 公式HP
発売日 PS2:2008年07月10日
Vita:2012年6月14日
Steam:2020年6月14日
ジャンル RPG
対応機種 PS2/Vita/Steam
キャスト 花村陽介(森久保祥太郎)
巽完二(関智一)
ボイス 有り
主人公情報 デフォルト名・セリフ無し 戦闘ボイスのみ有り
愛され主人公
個別イベント 有り
個別エンディング 無し
作品の傾向 学園が舞台 相棒関係 主人公女装シーン有
キャラ傾向 ムードメーカーな相棒(花村陽介)
硬派な後輩(巽完二)

感想

田舎町を舞台にしたジュヴナイル伝奇RPG。アトラス作品は時々凄いニアホモ爆弾を投下するので大好きなのですが、こちらのニアホモ爆弾の威力たるや凄まじいものでした。
男女問わずフラグを立て愛されまくる事が可能な両刀ゲームで、メインキャラはもちろんサブキャラも落とす主人公の人心掌握術は私も見習いたい。
男主人公ですが手作り弁当(こちらも男女問わず)を作って一緒にランチが出来ます。男を落とすにはまず胃袋をつかんでいくスタイル。
一部ガチホモネタ(あくまでネタ)、女装イベント(完全ギャグ)があるのでご注意下さい。

仲間キャラ全員に個別イベントがあるので、主人公と仲間の友情はどのキャラも丁寧に描写されていますが、それでも相棒の花村陽介の存在感は群を抜いていました。
基本的に明るく面倒見が良い性格で、ボケ担当の多いパーティーメンバー内では貴重なツッコミ担当。あまり悩みを見せない陽介ですが、人には見せない裏の顔を個別イベントで垣間見る事が出来ます。
陽介の黒歴史裏の顔を見たのは主人公(と一匹)だけなので自然と秘密を共有し合う事に。陽介の個別イベントやメインストーリー内でも、その秘密に関連するイベントが有り、お前には汚いところを見せたから、と開き直って本音で語ってくれる陽介。
更に選択肢次第では、落ち込む陽介を抱きしめるという選択肢まで出てきます。直前の選択肢で特定のものを選ばないと抱きしめる選択肢が出てこないので、攻略サイトをしっかり熟読して優しく抱きしめてあげましょう。
主人公のカリスマ性を尊敬しつつも嫉妬し、それでも良き相棒でいてくれる陽介。弱い部分も全てさらけ出して信頼関係を構築する二人は、青春を謳歌していて本当に素晴らしい萌えを提供してくれました。

他にもヤンキーだけど心優しい完二、青春な展開を楽しませてくれる運動部コンビ。不器用な主人公の保護者で刑事の堂島など魅力的なキャラが多数!
文化祭や修学旅行などでも、ちょこちょこニアホモ的に嬉しい展開が。主人公と女性キャラとの恋愛フラグは自由に折れるのでご安心ください。
相棒関係に萌えたい、愛され主人公が好きな方、そしてRPG作品としてもハイクオリティの作品なので万人にお勧めできる作品です。