サモンナイト4

あらすじ

リィンバウム全土を震撼させた「傀儡(かいらい)戦争」から約五、六年後。
三大国の一つである帝国の北部山岳地帯に、宿場町トレイユという小さな町があった。
町外れにある宿屋兼食堂「忘れじの面影亭」で一人雇われ店主をしている主人公の夢は、「平凡でまっとうな暮らし」をすることだった。生まれて間もなく母を亡くし、幼くして父や双子の妹とも生き別れになってしまった主人公は、平穏な人生こそが望ましい生き方だと固く信じていたのである。自分ひとりだけを置き去りにして、旅に出たまま一度も家に帰ってこない父親を反面教師として。忙しいながらも、幼なじみたちや町の人々に支えられ、主人公は充実した日々を送っていた。
そんなある日、幼なじみのブロンクス姉弟に誘われて遠出した主人公は、町の郊外にある小高い丘に虹色の流れ星が落ちるのを目撃する。丘に落ちていた虹色の卵から生まれた竜の子は、たまたまその場に居合わせた主人公を親と思い込み懐いてしまう。生まれたばかりの竜の子を見捨てることも出来ず、主人公たちはやむなく町に連れ帰ろうとするが、竜の子を狙う謎の集団に襲われてしまう。
それを契機として、竜の子に仕える「御使い」という者たちや、「姫」と呼ばれる少女を頂点とした3つの軍団が主人公たちの前に現れ、忙しくも平穏だった日常はあっけなく崩壊してしまった。竜の子の親代わりとして、謎の集団の襲撃に対応するだけだった主人公は、知らないうちに召喚師と召喚獣の関係をめぐる大きな戦いの渦に巻き込まれていく。それは召喚術成立の真実やこの世界の理のみならず、自分自身の出自にも大きく関わるものだった。(wikipediaサイトより引用)

製品情報

作品名 サモンナイト4
公式サイト 公式HP
発売日 PS2:2006年11月30日
PSP:2012年11月15日
ダウンロード版有り
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 PS2/PSP
キャスト グラッド(高橋広樹)
セイロン(三木眞一郎)
シンゲン(子安武人)
ボイス 有り
主人公情報 ライ
宿屋の主人 ボイス無し 苦労性主人公
個別イベント 有り
個別エンディング 有り
作品の傾向 ファンタジー 兄貴分 昼行灯キャラ 尊大デレ
キャラ傾向 面倒見の良い駐在軍人(グラッド)
尊大な御使い(セイロン)
飄々とした吟遊詩人(シンゲン)

感想

サモンナイトシリーズ第4作目、今回は幼いながらに宿屋を切り盛りする少年が主人公です。主人公は竜の子供との出会いによって、ゴタゴタに巻き込まれながらも宿屋を経営するしっかり者で、半ズボンからチラッと覗く太ももが魅力的な少年です。
戦闘はキャラの育成の幅が広がった事で非常に面白く仕上がっています。
ストーリーは敵味方共にキャラの掘り下げがしっかりしていて面白かったですが、主人公の父親が登場してきたあたりからは父親に終始イライラ。父親以外のキャラはどのキャラも魅力的だったので、もう少しまともなキャラ付けを父親にしてくれたらなあ…と、なんとも言えない気持ちになります。
あと2週目以降の追加攻略キャラ2名は異性キャラしか攻略できないのも残念。

オススメキャラは…居ません、と言う訳では有りませんが全体的に薄味です。主人公が子供で仲間に大人キャラが多い為、友情イベントが今までのシリーズに比べ少ないです。
強いて挙げるとすればセイロン、シンゲン、グラッドあたりでしょうか。
一応全員個別エンディングまで見ましたがあっさりめ。主人公の性別で個別イベント・エンディングにかなり違いがあるのがネックです。料理上手な主人公が手料理を振舞うというイベントがちょいちょいあるので、オカン属性な主人公が好きな方にはたまらないかも知れません。

主人公はしっかり者ながら子供らしい一面も有り萌える場面も多いので、主人公に萌えられれば後は妄想で補完します!という方向け。

ただ、サモンナイトシリーズの中で一番システムが洗練されていて、ゲームとしての楽しさは4が一番だと思っているので、かわいい世界観の歯ごたえのあるSRPGがやりたい方には是非ともプレイしていただきたい作品です。