あらすじ
古き召喚術の理は失われ、対等な形で結ばれる新たなる『誓約』。魂の絆で結ばれた者たちは『響友(クロス)』と呼ばれ生涯の友として苦楽をともに生きていく。
主人公は幼くして「響友(クロス)」と誓約を結んだことで、召喚師の育成機関でもある「セイヴァール響界学園」へ誘われ、そこを優秀な成績で卒業。
晴れて調停召喚師となり、響友や先輩召喚師とともに任務で忙しい日々を送る主人公に、新たに任務がくだされた。
セイヴァールを暗躍する『真紅の鎖』、謎の機械兵士の存在が平和な日常に少しずつ暗い闇を落としていく……。響き合う想いが運命を共にする……、これは魂の絆の物語(公式HPより引用)
製品情報
作品名 | サモンナイト5 |
公式サイト | 公式HP |
発売日 | PSP:2013年5月16日 ダウンロード版有り |
ジャンル | シミュレーションRPG |
対応機種 | PSP |
キャスト | カゲロウ(柿原徹也) カリス・ノイラーム(小野友樹) ソウケン(川原慶久) アベルト(小野大輔) |
ボイス | 有り |
主人公情報 | フォルス ボイス無し 愛され主人公 |
個別イベント | 有り |
個別エンディング | 有り |
作品の傾向 | 相棒関係 学園が舞台 悪友 ヤン(キー)デレ |
キャラ傾向 | 主人公を慕う弟分(カゲロウ) 親友兼悪友(アベルト) 仲間思いな兄貴分(カリス) 妖狐の血を受け継ぐ召喚師(ソウケン) |
感想
サモンナイト4発売から約6年振りの続編、サモンナイト5。
リメイク3・4をプレイしていたのであまり間が空いたという感じはしませんがやはり新キャラと新たなストーリーは新鮮で楽しい!今回は今まで召喚術をばんばん使っていた旧作とは異なり、召喚術を使うにも色々と条件や決まり事がある未来の世界での話です。
主人公・フォルスは幼い頃に出会った”響友(クロス)”と共に調停召喚士となり新米召喚士として街の平和を守るべく日々奮闘しています。響友は毎度おなじみの選択制で、序盤の選択肢によって4人の中から選ぶことができます。今回私のプレイではカゲロウを響友として選択しましたので、それを前提とした感想記事となっていますので予めご了承ください。
主人公のフォルスは、ちょっと抜けててまだ精神的に大人とは言えないけれど、困っている人をほっとけないお人好しな性格です。
見た目の印象から結構やんちゃっぽい性格を予想してたのでちょっとびっくり。
ただ、単純にお人好しというだけでは無く、使えるものは悪人でも構わず使ってしまう強かな面もあり、そのギャップが魅力的に思えます。
そしてそんなフォルスを兄貴と呼び慕う弟分・カゲロウ。「兄貴が居る場所がオイラの居場所」「どこまでもずっと一緒だ!」などなど、好感度を上げなくても既に好感度MAXな言動・態度が非常に可愛いです。響友は今回のキーパーソンでもあるので、カゲロウ絡みのイベントも多くすれ違ったり思い悩んだりしながらフォルスと成長していく様を存分に堪能できました。
そして毎度お馴染みの夜会話。
おそらく今までのシリーズで一番匂わせ発言が多いです。今までのシリーズだったら女主人公限定のセリフになっていただろう、赤面不可避な恥ずかしいセリフを男主人公にもばんばん言ってくれます。14話の夜会話で恥らいながら「好きだよ、知ってんだろ!」とカゲロウが言い出した時には一瞬主人公の性別が迷子になりました。
ゲーム的な面白さではリメイク3・4に比べると物足りなさを感じます。けれど二アホモ要素の多さでは5の圧勝です。とにかく二アホモ萌えしたい!って方には間違いなくオススメです。